【3年目の医師が病院辞めて起業してみた】第2話 会社の仕組みや作り方

Pocket

第2話 会社の仕組みや作り方

こんにちわ、サイト運営の川良です

今日の記事は川良が医者3年目で病院を辞めて会社を作った際の色々なノウハウを物語も交えて綴っていく企画の第2話です!

 第1話はこちら

 

さて、この連載では、

 

医師が個人で起業するときに必要な知識や役立つノウハウ

 

になるべくフォーカスしながら、起業やビジネスに興味を持っている人たちの

「やってみたいけど・・・」「やってみよう!」

に変わる手助けになれば、という想いを込めて綴っていきます!

 

 

実は既に1個会社を潰しています

それでは、さっそく始めていきたいと思いますが・・・

第1話、最初の見出しは、いきなり

 

「実は既に1個会社を潰しています」

 

です笑

 

「え?早くない?」

「病院辞めて新しい生活始まったと思ったら、既に終わってんじゃん

 

という声が聞こえてきそうですが、川良は元気にがんばっています

 

実は、ぼくは5カ月前の2019年12月にとある会社を設立して、いちど代表取締役になっていました

色々な理由があり、会社自体は潰してしまったものの、1社目のノウハウは2社目でも存分に生きており、本当に勉強になったなぁと思っています!

 

ほんとです!強がってなんかいません!笑

 

もし詳しいお話をお聞きになりたい方がいたら、ぼくまで連絡をください!笑

 

さて気を取り直して、以降では、既に2つの起業を全て独力で設立した川良が1社目と2社目を比較しながら具体的なノウハウをお伝えしていこうと思います

 

 

会社の作り方って??

さて、以降では実際に川良が全て独りで行うことのできた起業の手続きについて、紹介していこうと思います

文章で見るよりもスライドでお示しする方が分かりやすいと思いますので、見ていきましょう

1社目を設立した時の失敗

さて、スライドをご覧になっていかがでしょうか?

さすがに、「自分で書類全部作ってみよう」という人は中々いないと思います笑

 

ずばり、1社目のぼくの失敗は

 

素直にfreeeを使わなかったことです

 

freeeを使わずに全て自力で書類を作成し、1社目の苦労がトラウマになっていた後、

2社目を作るときにfreeeを使った際は

「え?」

「え?これだけ?」

「楽すぎる…..」

 

 

 

「freeeずるい!もっと手間かかれ!」

と、ラクチン過ぎて謎の感情が湧いてきました

 

実はぼくは、1社目の会社設立の時に、

「何でも勉強だ」

と少し意気込み過ぎて、自分で全部書類を作ったのですが

作るのが難しすぎて(素人だから当たり前)ノイローゼ気味になりました

 

そんな思いをして作った書類を法務局に提出したら

 

「こんなに間違ってる書類はいまだかつて初めてです」

 

と言われ、

 

しかも当時は訳が分からなかったのですが、最終的には

 

「この書類、法律違反しちゃってます」

 

と指摘され、泣きそうになりながら職員さんに教えを請い、1時間くらいかけて全て直しました
(種を明かすと、定款の記載にミスがあり「取締役に選任されていない人物が代表取締役に選任されている」という会社法に触れる内容でした)

少し高度なアドバイス

さて、最後はfreeeを用いても陥ってしまうかもしれない罠について、少し高度なアドバイスをします

 

スライドにもあるように、会社登記には

・公証役場で定款認証を受ける
・認証された定款を持って法務局で登記をする

という2段階が存在します

 

そして、この2段階の中に実はfreeeを使用しても陥りかねない罠が一つ仕掛けられています

 

その罠は「資本金を口座に振込む時」に発動してしまいますので以下に説明していきます

 

原則として「資本金の額と、誰がどれだけ出資したか」ということは会社の定款によって定められています

そして、その定款の定めに基づいて、「じゃあ私は○○円を出資することとして、口座に振込みます」というステップを踏む必要があります

つまり、本来、資本金を口座に振込むのも、その定款がきちんと認証を受けてからでなくてはならないということです

 

しかし、会社の設立には様々な状況が予想されますよね

①定款認証を受けたらすぐさま登記したい
 ―合間で振り込む余裕がない
②え!認証受ける前に、もう資本金振込んじゃったよ!

 

ぼくは1社目の設立の時にまんまとこの②をやらかして、罠にはまりました

 

そこで振り込み直すのが嫌だったので色々調べた結果、「※発起人決議書」を利用して、罠を回避することが出来ると知りました
(※登記申請の必須書類)

 

すなわち

「定款で定められた通り、○○円払いました」

よりも前に

「そもそも発起人決議で○○円払うことに決まってまーす」

ということを定めてしまえばいいわけですね

 

本来、発起人決議書にそういった内容は書かれておらず、freeeのフォーマットにも記載はないのですが、

自分で追記することで、実質振込の時期はいつでも良いことになります

 

具体的に発起人決議書に追記すべき内容は

「定款で出資額を定めてある部位」

をそっくりそのままコピペすれば問題ありません

 

念のため、ワードファイルのフォーマットを置いておきますね

発起人決議書をダウンロードする

 

それでは今回はこれにて!

 

お役立ちリンク集

・ハンコヤドットコム
・freee
・株式会社の公告義務について

インターン募集

株式会社メドフェアではまだまだインターン生の募集をしています!

医師2名で立ち上げたベンチャー企業で、一緒に会社を大きくしていきませんか?

詳しいお話を聞きたい方はこちらまで!
igakushoreview@gmail.com

前の記事
次の記事
Pocket

Leave a Comment